クルマのバッテリーあがりの原因

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バッテリーあがりの原因 | 寿命の判断 | ブースターケーブルの使い方 | 充電方法


 バッテリーあがりの原因

バッテリーあがりには様々な原因があります。

寿命以外の理由でのバッテリーあがりの場合は、充電すれば再使用できるケースが多いですがバッテリーは一度あがってしまうと、充電しても以前の性能は発揮できません。
2年以上ご使用になったバッテリーの場合は交換をお奨めします。

 

 寿命の判断

自動車用バッテリーの平均的な寿命は何年くらいでしょう?

バッテリーの寿命は、使用環境により大きく異なりますが、平均すると2〜3年くらいです。

 

 ブースターケーブルの使い方

※12V車の場合

1.トラブル車の+端子
2.救援車の+端子
3.救援車のー端子
4.トラブル車のエンジンブロック

ケーブルを取り外す際は逆の順番で外してください。
※ 救援車のバッテリーはトラブル車のバッテリーと同じ電圧であること。 ※ ブースターケーブルの取扱説明書を参照ください。

 

 充電方法

通常充電
バッテリーの充電状態をほぼ100%まで回復させる充電です。
バッテリー容量の1/10の電流で充電するのが原則です。バッテリー容量がわからない場合は下記表を充電電流目安としてください。
充電時間は、充電量0%から100%充電完了までで、約12時間です。よって充電時間は元々の充電状態によって変わってきますのでご注意ください。
また、充電器のスペックにより充電電流が異なりますのでご注意ください。

●充電完了の目安は?
ガスが多く発生したり、バッテリーが温かくなってきたら充電完了のサインです。

元々の充電状態がわからない場合の充電時間目安

急速充電
エンジンが始動できる状態まで応急的にバッテリーを回復させる充電です。
急速充電は短時間で、エンジンをかけることができる位まで充電することができますが、満充電までは充電できません。
また、バッテリーの寿命が短くなりますので緊急の時以外は普通充電を行ってください。
バッテリー容量の1/1の電流で充電します。充電時間はバッテリーサイズに関わらず、最大30分間までとしてください。30分以上の充電は、バッテリーを大きく痛めます。

注意
バッテリー液を補充できないタイプのバッテリー(密閉型など)は絶対に急速充電は行わないでください。バッテリーが膨れたり、爆発の原因となります

▼バッテリー容量がわからない場合の充電電流目安

サイズ  容量(5HR) 普通充電 急速充電
A19 21〜24 2〜3A 15〜20A
B19 28〜30 3〜4A 20〜25A
B24 36〜40 4〜5A 25〜30A
D20 40 4〜5A 25〜30A
D23 48〜52 5〜6A 30〜35A
D26 52〜55 5〜6A 30〜40A
D31 60〜72 6〜7A 40〜45A
E41 88〜92 8〜9A 50〜60A
F51 96〜120 10〜12A 65〜80A G
51 120〜140 12〜14A 65〜80A
H52 160 16A 90〜120A

 

▼充電状態の目安

比重値(20℃) 充電状態 充電時間目安
(普通充電)
1.280 100% 充電不要
1.240 75% 3時間
1.200 50% 6時間
1.160 25% 9時間
1.120 0% 12時間